2016年5月18日水曜日

質問9: この先一生の間、肉や魚類を絶対食べない!なんて決心は付きません。どうせ挫折するだけだし。

解答:

世界中のトレンドになりつつある、ミート・フリー・マンデーを試してみては?



こちらもチェック:
ミート・フリー・マンデーの広がりでベジタリアン料理が進化


身体と心の健康にも、
未来の子供たちにも、
環境・動物・植物たちにも
いいことをするのは、HAPPYを増やすことです。
出来るところから始めてみましょう!

Have a happy life!



2016年5月17日火曜日

質問8: 屠殺(とさつ)場や解体するところを見学して、現実に向きあうべきなのでは?


このような記事を見かけるので、、、
いただきます絵本プロジェクト
狩りガール

現実を直視しなければ、と言って、
屠殺(とさつ)場や解体するところを見学して、
残酷で血生臭い光景を見た後で、
何を学びますか?

痛む心を殺して、

「でも、これが人間の生きていく道なのだ!
食肉産業の人達の職がなくなるし、人間にとって都合がいいからね!」

と納得して、

死んでもらった動物さん達に、
「いただきます」と言って命を頂く。

それは正しいことなのでしょうか?

考えてみてください。

広島原爆資料館を見学して、
残酷で血生臭い光景を見た後で、
何を学びますか?

「こういうことは繰り返してはならない」

ですか?

それとも、

「でも、戦争ビジネスは儲かるから、仕方ない!」
「これが人間の生きていく道なのだ!」
「だから、これからもどんどん戦争を続けなきゃね!」

と結論して、それを子供にも教えますか?

「死」や「痛み」に鈍感になるように強要し、

嗜好やお金儲けの為に殺された動物の死骸を

自分の口に押し込むことは、人間として正しいことでしょうか?


上記リンクの、命をいただく絵本は、一見すると道徳的なことを言っているようですが、

他への痛みへの共感をねじ伏せるように勧める、

畜産業者にとって都合の良い消費者教育です。

営利のためなら道徳も歪ませる、戦争ビジネスと同じです。

狩りガールも然りです。


死んでもらった動物さんに、

「いただきます」と気軽に言うけれども、

動物さんに死んでもらわなくても、

充分たんぱく質は摂れるのですよ。

動物さん達を食べることは、

菜食よりも、より多くの植物の命を奪うことになるのですよ。

せっかく頭脳を持って生まれてきたのだから、

ちゃんと使わなければ、もったいない。。。


2016年5月3日火曜日

質問7: ベジタリアンでも殺生をゼロにするのは無理でしょう。


解答:

まず、そもそも、

『ベジタリアンの人は、「自分達は殺生を全くしていない!」と思って、偉そうにしている』

というのは、勝手な妄想です。


ベジタリアンへのバッシングの殆んどは、この勝手な妄想に基づいています。

肉食を正当化するために、主観を高めている表れです。

ちなみに、真実を直視できる強さがあれば、

肉食を正当化し続けることは、なかなか難しいと思います。


野菜や穀物を生産するのにも、その周りで生きる虫たちに迷惑をかけてしまう。

肉食をすると、それの数倍~数十倍の虫たちの殺生をしてしまう。

なぜなら、食肉の生産には、大量の穀物はもちろん、水・電気・石油・薬物が必要です。

さらに、大気・土壌・水源にも、大量の汚染物質が放出されます。

肉食は、これだけの無駄な殺生や環境への負担によって成り立っているのです。


肉食の人は、ベジタリアンよりも、数倍~数十倍の植物を殺生している

という自覚が必要です。

植物の殺生だけでなく、環境汚染についても、

肉食の人の方がベジタリアンよりも何倍も環境汚染に加担している

という事実は、日本でももっと知られるべきです。


それを良く分かっているから、ベジタリアンの選択をするのです。

出来るだけ、自然と調和して、自然に負担のかからない選択は、ベジタリアンだからです。


「野菜の生産には多くの虫たちの殺生がある。だから、ベジタリアンは偽善だ!」

と、とある自称仏教家が批判していたのを聞いたことがありますが、

それがどれだけ浅はかなのかを、よくよく考えてみて下さい。




『ノン・ベジタリアン = 殺生してる』

は正しいですが、

『だから、、、

ベジタリアン = 殺生していない = 殺生ゼロ

のはず!』

というのは、思考能力の低さを表しています。

世界の全てを、有・無のバイナリー式で物事を捉えようとすることには無理がある、

ということに気付かなければなりません。


 
人間は、生きていく上で、どれだけ気をつけても、

他の命を傷つけたり、殺生したりするのは避けられない。

他の命の痛みを痛切に感じられる繊細さをもっているからこそ、

「出来るだけ無駄な殺生はやめよう」と決心するとき、

おのずと食べるものは、ベジタリアンの選択になります。




ノン・ベジの人がこれを読むと、反射神経的に、反論・抵抗したくなると思いますが、

深呼吸して、心を鎮めて、平和な心をもってして、

「こういう世界との関わりあい方があるのだな」と、

理解することに努めていただきたく存じます。。。