2016年5月17日火曜日

質問8: 屠殺(とさつ)場や解体するところを見学して、現実に向きあうべきなのでは?


このような記事を見かけるので、、、
いただきます絵本プロジェクト
狩りガール

現実を直視しなければ、と言って、
屠殺(とさつ)場や解体するところを見学して、
残酷で血生臭い光景を見た後で、
何を学びますか?

痛む心を殺して、

「でも、これが人間の生きていく道なのだ!
食肉産業の人達の職がなくなるし、人間にとって都合がいいからね!」

と納得して、

死んでもらった動物さん達に、
「いただきます」と言って命を頂く。

それは正しいことなのでしょうか?

考えてみてください。

広島原爆資料館を見学して、
残酷で血生臭い光景を見た後で、
何を学びますか?

「こういうことは繰り返してはならない」

ですか?

それとも、

「でも、戦争ビジネスは儲かるから、仕方ない!」
「これが人間の生きていく道なのだ!」
「だから、これからもどんどん戦争を続けなきゃね!」

と結論して、それを子供にも教えますか?

「死」や「痛み」に鈍感になるように強要し、

嗜好やお金儲けの為に殺された動物の死骸を

自分の口に押し込むことは、人間として正しいことでしょうか?


上記リンクの、命をいただく絵本は、一見すると道徳的なことを言っているようですが、

他への痛みへの共感をねじ伏せるように勧める、

畜産業者にとって都合の良い消費者教育です。

営利のためなら道徳も歪ませる、戦争ビジネスと同じです。

狩りガールも然りです。


死んでもらった動物さんに、

「いただきます」と気軽に言うけれども、

動物さんに死んでもらわなくても、

充分たんぱく質は摂れるのですよ。

動物さん達を食べることは、

菜食よりも、より多くの植物の命を奪うことになるのですよ。

せっかく頭脳を持って生まれてきたのだから、

ちゃんと使わなければ、もったいない。。。


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