2015年11月7日土曜日

ベジタリアンをを批判する前に知っておくべき、現代人の常識 <人口&食糧問題>

ベジタリアンに対しての否定的なコメントというのは、必ずと言っていいほど、
現代の過剰な工業畜産が、トップを切って環境を破壊している事実への
『無知』から来ているようです。

私達の子供や孫の未来を考えたら、食糧事情について情報を得て、
まず『知る』ことから始めて、今までのやり方や概念に捕らわれずに、
意地を張らず、素直な心で見直す必要がありますね。

環境問題のさまざまな側面から、工業畜産のインパクトについて、
これから少しずつ紹介していきますね。

人口&食糧問題

全世界の70億の人口は、毎日、
250億リットルの水を飲み、
400億キロの食べ物を食べます。

全世界の15億の家畜の牛は、毎日
2200億リットルの水を飲み、
2700億キロの食べ物を食べます。

世界の人口が多すぎるのが問題なのではなく、
肉食をする人口が多すぎるのが問題なのです。

2015年10月23日金曜日

質問2: 動物も植物も、同じ生き物。菜食に意味はあるのか?

これは本当によくある質問です。

学校で習った「食物連鎖」を思い出せば、簡単に理解出来ます。

回答2:殺生を「最小限」にするのが菜食です。


「ゼロ」か「全部」か、有か無か、
といった単純二極的な思考では、この世界は理解出来ません。

人間は生きている以上、生き物の命を奪ったり、
迷惑をかけたりせずには生きていけません。

それを最小限にしようとするのが、菜食です。

一食分のお肉の生産に必要な穀物の量は、数食~数十食分です。
肉食は、菜食に比べてはるかに殺生の量が多いのです。

野菜や穀物を育てるだけでも、
多くの虫たちの命や、生きる場所が奪われます。

そうやって育てた野菜や穀物を、
人間がそのまま食べる代わりに、家畜に与えると、
何十倍にも無駄死にが増えてしまいます。

家畜に与えたエネルギーやたんぱく質は、
二酸化炭素やメタンガスとなって、家畜の体から放出されるのです。
全てが肉として凝縮されるわけでは無いのです。

環境と菜食


殺生のみならず、家畜産業を支えるために使われて、
汚染されている水・空気・土地は、他の工業や家庭のものと比べて、多大です。
森林伐採、砂漠化、温暖化、品種の絶滅、etc. といった問題の最大の原因は、家畜産業です。
http://www.cowspiracy.com/infographic


エネルギー効率で例えると、
「菜食が自転車なら、肉食は大型トラック」
と言えます。

同じ1Kmを移動するのにも、

省エネで環境に優しい自転車で移動するのが菜食で、
無駄にエネルギーを使って、大型トラックで移動するのが肉食

と例えることが出来ます。


私、ヴェジタリアンなので、誰も殺してません!
というのではないのです。

ただ、地球と言う場を借りるものとして、謙虚に生きたいだけなのです。

「周りに与える最大の幸福、周りにかける最小の負担」の精神は、
0か1、有か無か、殺す・殺さないといった二つに一つといった単純な思考では、
なかなか理解し難いのかも知れません。

2015年10月22日木曜日

質問1: どうしてベジタリアンなのですか

今日はヴィジャヤ・ダシャミーという、

インドの暦ではとても縁起の良い日であり、

何事も始めるには、この日が一番良いとされています。

ヴィジャヤとは勝利という意味のサンスクリット語です。

「ダルマ・正義・宇宙と調和したあり方」の象徴であるラーマが、

「アダルマ・無知・混乱・人格の葛藤・暴力」を象徴するラヴァナを倒した日とされます。


さて、質問ですが、一言で答えるとしたら、こうなります。

回答1: 環境にかける負担を小さくしたいからです。


もっと喋ってもいいなら、たくさん理由はありますが、

どれもこれも、突き詰めると、

「環境にかける負担を出来るだけ少なくし、地球と調和して生きる為の、

今の私に出来るチョイス(選択)です。」


どうして環境にかける負担を小さくしたいのか、と聞かれれば、

それが一番、論理的矛盾がなく、心理的葛藤を持たずに済むからです。

こころが平和で、わたしの心が地球と調和していられるからです。


日本では、「身体の健康」と「お金を稼ぐこと」に対しての価値感が、

他国と比べても、とても強いように感じます。

「心の健康」を考えると、食事はベジタリアンが一番論理的です。


最初から飛ばしまくりで、多くの人にとっては「???」と

思われる内容かも知れませんが、質疑応答を通して、

ゆっくり説明していきますね。


ベジタリアンと環境って?


肉を食べると、環境へ大きな負担をかけしまうの?

という疑問には、のちのち答えていきますね。

節電や節水をしたければ、ベジタリアンという選択が、ずば抜けて一番効果的なのですよ。

2015年10月13日火曜日

ブログを始めました。

ナマステ、

100も質問があるのかどうかも分からないのですが、

今日は縁起の良い日なので、とりあえず始めました。

質問大歓迎です。


私にとって、ベジタリアンとはとても意味のあることです。

それを社会に向かって説明したいのですが、

なかなかそのような機会が無いので、

ブログという形で、説明の機会を自分で創りました。


このブログが、多くの人にとっての考える機会になればと願います。

祈りを込めて。

2015年アマーヴァッシャー(明日からナヴァラートリー)